ブロマお婆ちゃん

肉球NO12:『アトミックコメット』

ディリンガー司令官の肉球武装使用時には、
標的に噛みついての口内核爆発と隕石を招来します。

ヴェルネイド司令官の肉剣武装使用時には、
超限定範囲内での核爆発を起こすブレード&隕石を異空間から呼び出して、
剣撃と共に打ち出します。(エネルギー消耗極めて高し。)



本名:ブロマ 性別:戸籍上は♀(女性的な要素の方が多いですけど、両性具有者)
年齢:生まれたのは氷河期直前らしいですけど、詳細は不明。
記憶のある分での、活動期間は、100年くらい?
肉体年齢は、30歳くらい。



性格、経歴など:ブロマお婆ちゃんは、氷河期直前の恐竜時代に生まれました。
その直後、氷漬けになり、長い年月を冷凍睡眠感覚で過ごし、
アニマルリングス時代に覚醒し、活動を始めます。

偶然幸運にも、人里離れた場所で、心優しい老夫婦に引き取られ、大事に育てられます。
必要最低限の生きていく力や知識を身に付けた頃、老夫婦とは死別してしまいます。

ブロマお婆ちゃんは、成人するまでは森の奥深くで、孤独に生きてきました。
野生の本能が強いので、戦闘能力的には何の不自由もありませんでした。

そして、成人すると、自分の力を世の中の役に立てようと、
ボゴ村にやってきますが、そこで待っていたのは、
ブロマお婆ちゃんを『旧世代の種族』として、
差別をする長老連合派の壮絶な迫害でした。

それでもブロマお婆ちゃんは、ボゴ村のチャンゴォ最長老や最長老派の
助けもあり、元々優れた戦士の資質もあったので、
すぐに最優秀の魔導戦士の一人になりました。



そして、ブロマお婆ちゃんは、最長老派の魔導戦士の男性と結婚、一児を授かります。
その子が、ブロマ君のお母さんの、パートナーになる女性です。

壮絶な差別は続くものの、それでも何とかブロマお婆ちゃんは、
娘を立派に育て上げます。
そして、娘は、とても仲の良かった女性と同性婚します。
その際に、種親として、ブロマお婆ちゃんは、自分の娘のパートナーと一晩を共にし、
その結果、生まれてきたのがブロマ君です。



しかし、ブロマお婆ちゃんの幸せの証であった家族は、
ブロマ君を残して全員死亡してしまいます。
世間的には、任務での戦死という事になっていますが、
実際には、ヒューマンネイチャーズと、
ヒューマンネイチャーズと癒着関係にあった長老連合派の策謀でした。

ブロマ君は、家の外に出すのも生命の危険のある状況でしたが、
ブロマお婆ちゃんは、ブロマ君を大事に守りながら、
身を守る為に、魔導戦士としての修行をします。
ブロマ君は、身体的な能力は凄まじく高くなるものの、
精神的に優しすぎる子に育ってしまいます。

家にいる事が多いブロマ君、絵を描くのが好きな子になります。
ブロマお婆ちゃんは、可能な限り、それを応援しました。

そして、ブロマ君がある時描いた絵にいたく感動したブロマお婆ちゃんが、
良かれと思い、ブロマ君に黙って、絵を世界的コンクールに出展します。
そして、その絵は大賞を獲得したのですが・・・・・・
その絵は、世界の平和と、皆の笑顔を望む絵でした。

しかし、その事を不快に思った長老連合派の陰謀で、
ブロマ君は、表彰式で、公衆の面前で、
長老連合派の息のかかった審査員(外見的に、美人と評価される女性)に、
名誉を汚され、社会的に再起不能に近い状態にされてしまいます。

以降、ブロマ君は絵を描けなくなってしまいます。
更に、対人恐怖症、特に女性恐怖症になってしまい、
絵を勝手にコンクールに送ってしまったブロマお婆ちゃんに対しても、
愛憎入り混じった感情を持つようになってしまいます。

ブロマお婆ちゃんは、自分の行為を凄まじく後悔しましたが、
せめて、その償いにと、もう自分に笑いかけてくれないブロマ君を守り続けます。
しかし、長老連合派の迫害は、ますますその苛酷さを増し、
最長老派の守りがあっても、もうどうにもならない状態になるのかと思われました。



しかし、ディリンガー司令官が肉球部隊を結成、
ヒューマンネイチャーズや、悪質な長老連合派を次々と撃破していきます。
更に、ガリケモン軍団の襲来により、世界は加速度的に平和への道を歩む事になります。
(ブロマ君を社会的に辱めた者達は全員粛清されました。)


ブロマ君が、絵の道を見限る為に肉球部隊に入隊した事を知っている為、
ブロマお婆ちゃんは、ブロマ君の事を可哀そうがっていましたが、
肉球部隊でブロマ君は成長し、そしてブロマ君の最大の理解者、
ヴェルネイド司令官と出会う事になります。

ヴェルネイド司令官は、ブロマ君の創作的才能に惚れ込み、
ブロマ君も女性恐怖症を次第に克服していき、
絵筆を再びとるようになります。

ブロマお婆ちゃんは、肉球部隊には恩義から参加しました。
ブロマ君との関係も、完全に修復されました。



そして、モモベイブ君と再婚、一児をもうける事になります。



ブロマお婆ちゃんは、本来は利他的で優しい性格の持ち主ですけど、
差別的環境がその全てを無にしてきました。
それでも、ギリギリの所で生き延び、今では得意の家庭料理で、
肉球部隊の仲間の喜ぶ顔を見るのが日課になっています。



能力、特性など:『肉球部隊最強の握力、噛力』、『口内核融合』、
『聖剣レベルの能力を持つ角』、『頑丈な皮膚』、『寒さに若干弱い』、
『倍加能力』

『キャラクターズメニュー』に戻ります。